昭和59年からに出現した仮面ライダーシリーズが仮面ライダーZXになります。
テレビシリーズとしては前作の仮面ライダースーパー1で一度終わったのですが、反響がすごくて雑誌やテレビでは特集が組まれる等していたやうです。
そこで出現したのがこの仮面ライダーZXですのです。
名前は異例とも言われる一般公募によって決められ、雑誌の特集をベースとして出現した新しいスタイルの仮面ライダーという事になっていたやうです。
仮面ライダーZXはスチール写真で紹介されたり、特集記事が組まれたりと目にする機会は多かったものの、シリーズとして連続で放送される事はなく、特番という形でテレビに表れる事になったやうです。
仮面ライダーZXの特番では、ZXの出現秘話を始めとし、敵であるバダンの作戦の事、ワールドを消滅させるべく時空破断システムを阻止するべく9人の仮面ライダーが表れる事、ZXと9人の仮面ライダーとの合流の事、敵バダンの消滅の事等が描かれたやうです。
仮面ライダーが10人も出てきたのですのでお約束として最後は敵のボスをみんなで倒すというシーンも当然あった様です。
仮面ライダーZXの内容ですが、悪の内々結社に姉を殺された上に、主人公である村雨良までもがボディーの大半を改造人間にされてしまいます。
初めはバダンで悪の為に鍛練をしていたが、鍛練中に起きた事故の為に意識を取り戻し、姉の仇、自分を改造人間にした悲しみを胸にバダンに復讐するお目当てで、仮面ライダーZXとして立ち上がり、倒すまでの物語になっているのです。
仮面ライダーBlackについて2
このシリーズの主人公は仮面ライダーBlackの南光太郎ですが、もう一人の主人公と言える人が秋月信彦になります。
この二人は同じ日しかも日食の日に生まれました。
まるで本当の兄弟の様に仲よく育ってきた二人だったのです。
しかしながら秋月信彦の父である秋月総一郎は悪の内々結社であるゴルゴムの一員として働いている裏の顔を持っていました。
そういった関係から二人の男はゴルゴムから目を付けられ、19歳の出現日にゴルゴムの創世王の候補として捉えられてしまいます。
そして創世王になるべく世紀王として改造人間としての手術を施されてしまうのです。
そして世紀王ブラックサン、世紀王シャドームーンという二人の世紀王が出現しました。
そして世紀王から創世王になるには世紀王二人が命を賭けて戦い勝たなければならない決まりになっています。
つまりは、親友同士で命を賭けて戦わなければならないのです。
ところが、信彦の父、総一郎のおかげで光太郎だけが脳改造をされる前に助け出されブラックサンにはなる事を免れました。
そして信彦を助け出す為、ニホンの平和を守る為、ゴルゴムと戦う為に仮面ライダーBlackとして生きる事を決意したのです。
望みは世紀王シャドームーンが復活する前に信彦を助け出す事…。
しかしながら神様は存在しないのか助け出す前に信彦は世紀王として復活してしまったのです。
世紀王シャドームーンを倒す為、苦悩しながら親友信彦と戦わなければならない、そういった悲しい話が仮面ライダーBlackですのです。
真仮面ライダー序章について
生誕20周年記念作品としてオリジナルビデオとして製作されたのが「真仮面ライダー序章(プロローグ)」です。
仮面ライダーの様相はバッタをモチーフとしていて少しばかりグロテスクな感じがする仮面ライダーとなっています。
これは改造人間にされた悲哀を強調したい為の演出だという事です。
元々はこの仮面ライダーをBlackにしようという意向があったらしいですが、感じ悪いという事で見送りされ、新たに映像として表れる事になったやうです。
ビデオ版は制限があまりなく、自由につくる事が出来る事から、従来の仮面ライダーというのはちょっと違った見地で製作されているのも特徴的です。
変身は改造人間と言っても遺伝子ハンドリングによる変身手法の取得、悪の組織も架空の代物ではなく財団何とかというようなまさに今有りそうな感じで、追うのも警察やCIAと言った現実的な所で加わり、現実味を帯びた設定となっています。
ですので、悪の組織に改造人間とされてとか、肉親や親友を殺されてとか、だから悪の組織を倒すんだとか言う単純明快な内容ではないという事になります。
ビデオ版はテレビシリーズと違って男女の恋愛模様に対しても触れているのか、裸で抱き合うシーンがある様で、ちょっとお子様向けではないというのもすごいですよね、。
さらに仮面ライダーという言葉をタイトル以外では使用してない所も面白い所かも知れません。
なんにしても異例尽くしの仮面ライダーである事は間ちがいないでしょう。