カッコ良すぎず日々反省の変なヒーロー「デアデビル」

数ある海外向けコンテンツの中でも抜群の面白さとクオリティで他を寄せ付けないのがnetflix!そんな多彩なコンテンツの中でもヒーロー物なら、いの一番に思い浮かべるのが海外ドラマの〝デアデビル〟ではないのでしょうか。

海外ドラマの〝デアデビル

とにかく強い悪党相手に戦い挑みボコボコにやられた挙句に傷つきながらも諦めず不屈の精神で必至に悪に立ち向かう姿はカッコイイのに実に痛々しいのです。

それを見ている視聴者までもが心配しつつも感情移入し手に汗握り応援しまくってしまうのです。

ある意味、昔テレビでやってた新日本プロレスの正義派レスラーを思い浮かべ、ついつい力を入れて応援してしまうような状態なのでプロレスファンにもおすすめです。

まさしくそんなプロレスみたいに序盤は木端微塵にやられまくるのですが最終的には立場逆転し相手をボコボコにしてしまう程強いのです!そんな本作の主人公のマット・マードックは子供の頃の事故により視力が全く無くなり盲目なのに昼間は正義派弁護士として真面目に働いているのです。

しかしそんな仕事の傍ら悪を見極め(目は見えないのに)夜には変な戦闘服に着替えて大変身し法の場では裁けない非合法的な悪党どもをメッタ打ちする事で(メッタ打ちにもされらがら)快楽覚え生き甲斐感じているのです。

一言で言えば正義の使者では無くただ単に、ちょっと変わった暴力オタクなヒーローなだけなのです。

そんなヒーロー像を自覚しつつ彼自身もそれなりに悩み反省し教会に赴き懺悔するほど心に闇を抱えつも、やっぱり暴力辞められず戦い続けるわけなのですが彼は超人でもなく、生身の人間ゆえの苦労も絶えないわけなので、その葛藤模様が見る事も彼の魅力を知る上で大事なポイントではないでしょうか。

でもいかに鍛えているにしても年齢的に結構体力的にはきついはず、それに超人でも無くスーパーマンやバッドマンとはエネルギーレスポンスが全く違いすぎるので見ていて安心出来ない危なっかしいヒーローなのです!しかしながら彼には盲目がゆえに人並外れの超越的な感覚だけが備わって、それを武器にキレキレの動きを披露するのは正に圧巻です。

日本で言えば座頭市みたいな盲目ヒーローに必殺仕置き人の中村主水みたいな影あるヒーロー?をミックスしたようなそんなダークヒーロー〝デアデビル〟の活躍を是非お楽しみください。

ショッピングモールに行けなくなる「ザ、ミスト」

この海外ドラマはあのスティーブン・キングが書いた小説「霧」が原作となり映画化された物の海外ドラマ版ですがはっきり言って賛否両論意見が分かれますので新たな視聴者はどう思うか?そう言う意味ではおすすめです

舞台はド田舎のローカルショッピングモールで繰り広がれるモンスターパニックストーリー!ある日の午後、ここに買い物に来た主人公のケビン、母イブと娘の家族三人で買い物に行った際に起こる恐怖と生き残りを描いた物語、それは普段平和なショッピングモールが突如恐怖の舞台となってしまい他の買い物客達も巻き込みながら何かに遭遇するのです。

簡単に説明するとモールの外に突如深い霧が発生し、そこには得体の知れない異次元生物が潜んでいるわけでそいつが凶暴かつ残忍な化け物なのです。

そして一歩でも外に入れば間髪入れずに人もペットも殺されまくるB級ホラー映画顔負けの展開なのです。

何しろその殺される映写がエグいの何の…そして話が進むにつれ、やはり化け物の正体には海外ドラマならではの軍事機密の産物と疑わざるを得ない隠された真実が見え隠れし始めます。

それにも増してこのドラマの見どころは何と言ってもモールに取り残されて主人公の家族とその他の人々が恐怖に直面した際に織りなす歪な相隣関係と人格が破壊された時の人間の怖さにあります。

そこには主人公の娘が酒に酔ってレイプ被害に遭った際の犯人疑惑をもたれる若者からゲイ少年やら、その父で小心者でセコイ警察官、そしてモール運営する側の意気地なしヘタレ店長などのキャラクターが歪に絡み誰がいい奴で誰が〝ひとでなし〟なのかが全く読めない展開で話は進むのです。

アメリカの映画やドラマはこう言ったモンスターパニックに絡めた人々の人間関係を描いた作品が多々あり最後は主人公が愛する家族を守りぬき皆で抱き合いメデタシメデタシとなるはずですが果たして主人公は最後まで家族を守り切れるのか?と期待するも消化不良なままシーズン1は一旦終了しシーズン2に引き継がれる展開のはずだったのですが何故だか一旦打ち切り?それは無いでしょうnetflixさん!ここまで見せておきながらオチもわからず先が見れないなんて少し残念すぎますので是非シーズン2を見せてください。

くだらないけど面白い「サンタクラリータ ダイエット」

今まで様々なゾンビコンテンツを見てしまった為に(非常に後悔…)自称ゾンビストーリーのソムリエとまで自負しているバカな私なのですがnetflixで視聴した〝サンタクラリータ ダイエット〟だけは流石の私も呆れ果てつつ…なぜか自然にクスッと微笑むほどのバカさ加減に迷わず白旗あげた次第です。

それは私史上最もふざけたゾンビドラマだったのです。

何しろゾンビドラマなのに全く怖くも無く心底バカバカらしさの偏差値だけはまさにトップレベルだった訳です。

そして本作はそれなりにグロくもあり、とびっきり不快な映像なのですが思わずクスッと苦笑してしまうほど私みたいな変態達が喜ぶにふさわしい作品に仕上がっていたのです!そんな物語の舞台はロサンゼルス郊外の住宅街サンタクラリータ(偉そうに書いていますが全く知らない場所だった為ネットでパクってごめんなさい)その地の不動産会社で働く主人公のシーラ(後のゾンビ母ちゃん)とワークパートナーでもあり夫でもあるジョエルに加え一粒種のワガママ娘(女子高生)アビーの3人が仲睦まじく暮らすくごくごく普通の家庭での出来事なのですがある日突然、主人公のシーラママの体に異変が起こるのです!その模様は悍ましいほど口から不気味な汚物(内蔵までも)をゲロゲロ~と吐いた途端に即死したはずなのですが、瞬時ですっかり立ち直り普通に起き上がったと思いきや突然ゾンビになってしまったものだから家族以上に視聴者の方が驚きです。

しかもゾンビになってもシーラは一見チャーミングなお母さんのままで何も変わらず普通にお喋りしているではないか!〝あら私…ゾンビになっちゃった!どうしまょう〟みたいなあり得ない軽いノリ…そして見守る家族も家族でいたって平然なのだ!恐れて逃げるわけでも無く、さほど気にする素振りを見せる訳でも無く至って平然、何故だかゾンビに対し普通に接し家内安全なのです?しかしゾンビになってしまった事により人を襲って人肉食べないと生きて行けない事がドラマ的には悩みのタネ、さすがの家族もこの事態に気ずいた時には嘆き悲しみパニック状態なのかと思いきや…なぜだかショックは皆無でクールなまま…それどころか更にバカ家族模様がパワーアップして行くのです。

もちろん秘密の会話も以前と変わらず家族団欒の家族ミーティング?何と家族皆んなで力を合わせてゾンビママの人肉捕食(悪人だけをターゲットに殺人)に協力しょうと意見がまとまり再度強い絆を確かめ合うのです。

そんなシリアス感皆無のバカ家族の愛が溢れた物語は涙が出るほどバカバカしいのです!もちろんゾンビママを守る為、次から次へと起こしてしまう殺傷シーンは残酷その物なのですが、そんな殺人家族の犯行後の会話さえ余りにもハチャメチャすぎて残酷シーンが吹っ飛び思わず微笑んでしまうほどなのです。

話はいったん日本に戻して数年前日本で公開された邦画にアイアムアヒーローと言うゾンビ映画がありましたがあれにも大概ふざけたゾンビが多数出て来て主人公がショットガンを打ちまくり仲間を守る為、必死にゾンビ退治していました。

しかし今作はまさにその逆で家族みんなで力を合わゾンビ母ちゃんを守る為に人間を殺すと言う全く有りえない展開なので斬新です。

そんな奇想天外の面白さを制作側は狙って演出しているのだと思い知らされた次第です。

バカげたホラー映画が大好きな人にはおすすめ中のおすすめですので是非ご視聴してみてください。